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自動運転で事故を起こした場合はどこに責任があるの?

こんにちは。

 

今回の内容は、題名の通りです。

「自動運転で事故を起こした場合はどこに責任があるの?」ということを解説していきます。

 

自動車の自動運転についてです。

 

自動車の自動運転

 

皆様は自動車の自動運転というのはご存知でしょうか?

 

昨年の7月、日産のセレナに「プロパイロット」という「自動運転」と謳っている機能がつきました。

それまでもスバルのアイサイト、ホンダのホンダセンシング、トヨタのセーフティセンスPなど、いろいろなメーカーで安全装備が進化して行っています。

その日産の安全性能の最新が「プロパイロット」と呼ばれるものです。

えっ、自動運転ってもう運転手のすることないじゃん!

と思っていらっしゃるそこのあなた。

完全に自動運転では無いんです。

 

現在は、自動運転と一括りに言っても、やってくれる機能に各メーカーともバラツキがあります。

そのバラツキと言っても、詳しく無い方からしたら良くわからないものです。

 

自動運転のレベル

 

自動運転もその内容によってレベルを設けています。

現在はレベル2のものが自動運転と呼ばれていますが、実際はレベル0から4までと細かな基準がございます。

 

レベル0

常にドライバーが全ての操作を行う。

レベル1

車が運転操作の一つを自動で行う(その他はドライバーが行う。)

レベル2

車が運転操作の複数の機能を自動で行う(ドライバーは常に管理しなければならない。現在の日産プロパイロットなどが、このレベル2です)

レベル3

車が運転操作の全てを自動で行う(緊急時のみドライバーが対応。現在、市販化されている車種がありません。)

レベル4

車が運転操作の全てを自動で行う(緊急時も車が対応。)

 

ざっくりまとめると、上記のような振り分けです。

 

運転者に責任が発生するのは?

 

やっと本題です。

 

運転手に責任が発生するのは・・・残念ながら、現在は全て運転者に責任があります。

あくまでも安全運転を支援してくれる機能という枠を超えていません。

ドライバーの注意喚起や、「うっかり」という事故を機械が反応して被害の防止、軽減をしてくれるという状態です。

 

これが数年たちレベル3まで行けば、車が主体のドライバーがフォローするという状態になり、メーカーの責任になったり、電子部品を供給している会社になったりと、ドライバー以外の責任も増えてきます。

 

もしレベル3で事故にあったら保険会社はどうするの?

 

はい。

任意の自動車保険にご加入いただいている事を前提で記事を作成しておりますので、ご了承くださいませ。

 

もしレベル3の自動運転中に事故にあった場合ですが、基本的に従来通り保険会社にご連絡をしてください。

そして、一旦保険会社が立て替えをしたり、事故の処理をしてくださいます。

(もちろん、自動運転だったからといって事故相手の方にはしっかりと誠意を持ってご対応ください。金銭的なご負担に関しての事故の処理のことです。)

その後、事故を検証しその過失を決め、メーカーに責任がある場合は請求を、その他関連部品を作っているメーカーに責任があればそちらへ請求となります。

ちょっとややこしいですね。

 

自動運転に対応した特約を保険会社各社とも発表!?

 

今後増えるであろう自動運転車に対応した保険(特約)を保険会社各社が発表しています。

筆者の把握している限りでは損保ジャパン日本興亜、東京海上日動火災で今後出てくるそうです。

また詳しく分かりましたら、記事にしたいと思います。

 

まとめ

 

現在のレベル2の自動運転では、責任は、運転者にあります。

自動運転だと過信せず、安全運転を心がけましょう。

 

では、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

ご質問、お間違いのご指摘などございましたら、コメント欄にいただけるとすごく嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

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