よく「昭和は良かった」と聞きます。
しかし平成生まれの私には昭和の良さはわかりません。
ということで「昭和は良かった」と言っている昭和を知っている人たちに聞きましたが、具体的な答えが返ってきませんでした。
(昭和はリンボーダンスが良かったという答えは返ってきましたが、それは昭和ではなくてリンボーダンスがいいのでしょう、きっと。)
そうなってくると「昭和は良かった」という言葉はただの慣用句であって、
昭和は良かった=昔は良かった
という事で、楽しかった時代を昭和という括りにまとめただけで実際は平成5年くらいまで昭和にカウントされているのだと思います。
もしかすると昭和63年までは昭和は良かったの「昭和」にはカウントされず、高度経済成長から昭和50年くらいを表しているのではないか。
色々な想像が膨らみます。
・・・もう少し真面目に考えます。
「昭和は良かった」の裏には「平成になり悪くなった事」が隠されています。
そこで、平成になり悪くなった事を考えればきっと、「昭和は良かった」の真実にたどり着ける気がします。
平成になり悪くなったと思われがちな2つの事を考えました。
平成になり悪くなったと思われる事
1.景気
高度経済成長があったのが昭和。バブル崩壊、消費税の導入、リーマンショックがあったのが平成。
高度経済成長から安定成長期(昭和)から平成3年にバブル崩壊。
ここだけ見ると確かに「昭和は(経済の成長率が)良かった」となります。
2.地域や人との関わりが深かった
昭和はインターネットもなく、地域や近所の人との関わりが密でした。
地域行事も多く、子供会や老人会、その他○○会などの地域の寄り合いがたくさんありました。
しかし平成になりインターネットも普及し、人と直に会って、もしくは電話して、話す事が減ったというのは事実だと思います。
電話をしなくてもメールやLINEなのでやりとりできますし、近況もSNSを見ればすぐわかります。
人の温もりが感じられるという事において「昭和は(人と連絡を取るときは直接会うもしくは電話したので関わりが深く感じて)良かった」という事でしょう。
自分のまとめ下手さが浮き彫りになりました。残念です。悔しいです。
将来「平成は良かった」と言えるのか
先ほどの2つの項目を鑑みて、「平成は良かった」と言えるのでしょうか。
1.景気
先ほどは平成の景気が悪いと言われている事を書き出しましたが、実際は良い事も沢山あります。
確かに経済成長率で見ると昭和の方が圧倒的に伸びています。
しかし平成ではインターネットの普及により、若い人でも多くの資産を築けるようになりました。
その最たるものとして仮想通貨がありますよね。
最近はテレビでも特集されるなど、情報に疎い人でも目にする機会が多くなったのではないかと思います。
全体的に景気がよかった昭和と比べて、平成は「スピード感のある人がお金に困らなくなっている」と考えられます。
対して、二の足を踏んでいるような人はどんどん景気が悪いと感じるのではないでしょうか。
2.地域や人との関わりが深かった
こちらに関しては平成も終わりを迎えている現在、地域との関わりは薄いと感じます。
集合住宅などで隣の人の事をよく知らない(名前や家族構成など)というのも珍しくありません。
地域の催し事も、年々減っています。
地方ではまだ地域の祭りや運動会があるところもありますが、過疎化が進むにつれ、なくなっていく事も考えられます。
しかし、良い面としては地域の人たちだけではなく、SNSを通じ、同じ志をもつ人たちが集まることもできるようになりました。
また、テレビでしか見ることができなかった有名人のプライベートも知ることができます。
そういった意味では深いつながりも出来ますが、広く浅いつながりもできるようになりました。
地域の狭い範囲での深いつながりを強制できなくなったので、人との関わりが希薄になったのだと思われます。
まとめ
「昭和はよかった」と言われていますが、昭和を知らない私は平成が全てです。
しかし、戦争と高度経済成長という日本の歴史上大きな出来事があった昭和。
先人たちが平和を願って生活していた昭和の先に「平和が当たり前」に感じてしまっている平成、そして私がいます。
平成の終わりが決まった今、震災などの平成にあった出来事を伝えていき、未来を楽しみに生きなければなりませんね。
久しぶりに真面目な記事を書いたため、支離滅裂かもしれません。
読みにくいと思われたかた、申し訳ございません。
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