どうもこんにちは。
きはらたけるでございます。
今年の目標である「北海道に行く」を遂行いたしました。
今回は「摩周湖」と「知床半島」でございます。
前回の旅日記から1年以上経過しておりました。すいません。
長崎の旅はこちら↓↓
レンタカーを借りて1日での強行スケジュールだったのであまり回れませんでしたが、最後までご覧いただければ嬉しいです。
摩周湖
世界屈指の透明度を誇る湖で、周囲約20キロあるそうです。
最寄りの湖が琵琶湖だった民の私は周囲5キロくらいかと思ってたんですが、意外と広いんですね。
ちなみに湖面までの角度は約45度あり日本一だそうです。
こちらが摩周湖です。

せっかくいったのですが残念ながら濃霧の摩周湖となり全く見えませんでしたー。
夏は特に霧が多いらしく、霧のない摩周湖を見ると「出世しない」などの残念な噂があるそうです。
別角度からどうぞ。

こちらも全く見えません。おい。
※後日リベンジしました。完全には霧が晴れていませんがかなり見れましたので良かったです。
そのときの写真↓↓

画像だと伝わりにくいのですが、湖面が綺麗な青色です。
一応パンダつきの画像もあげておきます。

上の写真を撮ってからほとんど時間は経っていないのにもう霧が濃くなっています。
この時は下から吹き上げるような強い風が吹いており、神秘的な景観も相まってめちゃくちゃ怖くなりました。
真ん中に写っている小さな島は「カムイシュ島」という島です。
ちっちゃな島のように見えますが実は、高さ240mの火山の山頂が少しだけ水面に出ていて島のようになっているんです。
真ん中がでっぱった「しゃぶしゃぶ鍋」みたいなイメージですね。
摩周湖へ行かれる際は、摩周湖周辺にも霧が多く発生します。車の運転などには十分にお気をつけください。
オシンコシンの滝
知床八景の一つに数えられている「オシンコシンの滝」でございます。
斜里町から国道334号線を北上すると道沿いに現れます。滝がふたつに別れるので別名「双美の滝」とも呼ばれているそうです。

もう少し近づくとこんな感じ。

双竜と呼ばれることはありますね。
バキッと別れています。
滝が見える位置まで行って振り返るとオホーツク海が観れるので億劫にならず一番上まで登るのがおすすめですよ。
滝を見て振り返ると、

めっちゃ下濡れてますが滝の飛沫です。
半分くらいの人は階段の中腹で写真を撮って帰っていますね。
知床自然センター
道の駅で美味しいウニといくら丼を食べて小休止をしたのち、向かったのは知床自然センターです。
食べたウニといくら丼↓↓

旅の贅沢です。これは痛風待ったなしですね。
めっちゃうまかったんですが、何事も適量が大事という事を学びました。合掌。
引き続き知床自然センターですが、こちらは知床の大自然の中を散策することができます。
散策コースが3つ設けられており、
①フレペの滝 遊歩道(2 km/40分)
②森づくりの道 シカ柵コース(1km/30分)
③森づくりの道 開拓小屋コース(5km/2時間) です。
滞在時間の兼ね合いと滝を見たかったこともあり、私はこの中の「フレペの滝 遊歩道」に行ってきました。
草が生えてない通りを進んでいくとひらけた場所に出て、その先に滝があります。
このエリアは「エゾヒグマ」もよく出る場所だそうです。私が行った時で数日前に目撃されていたそうで、週1か週2で目撃情報が上がっていました。ひぃ〜怖い。

受付で「1人で歩くときは、定期的に手を叩いて音を鳴らしてください」と注意をされましたので、ビシビシ手を叩きます。
クマは基本的には警戒心が強く自分から人前に出たり襲ったりすることは無いそうなので、近くに人がいる事をアピールするのが大切だそうです。
という事で、怖いんでビシビシ手を叩きます。

ほとんど人にすれ違わないので恐る恐る進んでいきます。
すると、急に開けた場所に出ました。

見通しの悪さから解放されてウキウキ歩いていくとさらに開けてきます。
いよいよ北海道らしい景色になってますね。

振り返るとこんな景色です。

はい、絶景です。この場所は知床峠の中腹に位置しており、標高も高いので見晴らしがすごく良いです。
草むらの奥の森を抜けて来ました。そしてそのまま歩くこと数分でお目当ての滝に到着します。
この「フレペの滝」は普通の滝とは違います。
まずはご覧ください。

あら大変。滝に流れ込む川が見当たらないではないですか!
はい、その理由はこちら。
フレペの滝には流れ込む川がなく、断崖の途中から地下水が湧き出ている不思議な滝です。この遊歩道の下は水を通す層(風化した岩石)と水を通さない層(溶岩台地)から成り立っています。降り出した雨や雪解け水が地下水となって流れ、断崖からオホーツク海へ注ぐ美しい滝をなっています。
フレペの滝 ガイドブック参照
ざっくりまとめると地下水が穴から溢れて滝になっているという事です。
神秘ですね。
しっかりと滝を堪能した帰り道に本日初の大きめの野生動物に遭遇しました。

慌てたので非常に分かりにくくなりましたが、なんとこの中に背丈が私と同じくらいの動物がおります。
それがこちら。

シカでした
水曜どうでしょうをご存知の方はうれしーの声で脳内再生されましたでしょうか?そうです。シカでした。
ただ、奈良公園とかにいるシカと違いでかいです。目線が同じ高さです。向かいからやってきた白人男性が目をキラキラさせながら「 Wow」と言ってました。かわいいです。
大型と呼んでも良い野生動物に遭遇してご機嫌で帰路につきました。
(写真には収められませんでしたが、道中遠くに別のシカを発見していました。写真がなくてすいません。)
まとめ
最後の知床自然センターがあまりにも知床感あって面白かったので随分と長く書いてしまいましたが、とても良い場所でした。
広範囲にわたって人の手が入っていない自然を感じることができる数少ない場所ですので、なかなか行く機会がない場所ではありましたが行ってよかったです。
移動でも時間がかかり、その上摩周湖の霧が晴れるの待ったり野生動物を探したりとスケジュール通り行かないことが多いです。知床エリアで観光をされる際は日数に余裕を持って行ってください。
私は次は冬に行って流氷とシマエナガを見たいと思っております。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
ご意見、ご感想などがございましたら是非コメントください。お待ちしております。
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