どうもこんにちは。
きはらたけるでございます。
函館編に続き、次は北海道です。
今回は北海道でも一部地域しか見ることができない「流氷」を見てきました。
北海道の冬の風物詩の一つですので一度は見てみたかったので、タイミングを見つけて行ってきました。
函館編はこちら↓
夏に行った知床編はこちら↓
流氷とは
まずは流氷とはなんぞやというところをご説明いたします。
かくいう私も網走にあるオホーツク流氷館に行って詳細を知る前までは全然違う認識をしていました。
もしかしたら同じ勘違いをしている人もいるかも知れませんのであらかじめお伝えをします。なんと北極の氷が溶けながら流れ着いている訳ではないのです。
海水が凍る理由
①北半球からマイナス40度以下の寒気が流れ、海水が冷やされる。
②近くの大きな川から淡水が大量に流れ込こむ。
という条件が必要になります。
②の理由をもう少し深掘りいたします。
海水は塩分を含んでいますが大量の淡水が流れ込むことにより、塩分濃度が薄くなります。
しかし、全体の塩分濃度が満遍なく薄くなる訳ではなく「濃度が高いと下に沈み、濃度が低いと上がる」現象が起きます。
その結果、塩分濃度が薄い淡水に近い水が上に集まり、冷やされて薄く凍っていきます。
そして、薄く凍った氷たちが流されるうちにぶつかって合体し大きくなって流れ着くものが流氷です。
ざっくりまとめると、
①淡水が流れて塩分濃度が変わる(濃度の薄い水は上にいく)
②塩分濃度の薄い水は凍りやすいので冷気で冷やされて少しづつ凍る
③小さく凍った氷が流される中でぶつかって大きくなっていく。
④大きくなったものが流れ着く
です。
前置きが長くなりました。
次は私が撮った流氷の写真で寒かった北海道を振り返ります。
お写真コーナー
まずは道東の玄関「女満別空港」ではなく「女満別駅」です。
空港は写真を撮るのを忘れました。
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とても可愛らしい建物です。
![](https://i0.wp.com/pandakotentyo.com/wp-content/uploads/2023/08/65e6726fec6af39956a84f7f0fa07cb4.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
こちらは女満別駅から見た景色です。
不思議な雲に覆われていてとても幻想的な雰囲気です。
続いては流氷です。
![](https://i0.wp.com/pandakotentyo.com/wp-content/uploads/2023/08/54e6d197afc2ec91a6c6dbca87bfe41c.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
こちらは斜里町の漁港から見える流氷です。
斜里駅からのアクセスもよく、手頃に見ることができます。
こちらは斜里町の街中よりも流氷が流れてくるウトロ地区で撮ったお写真です。
知床半島の先っちょの方です。
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久しぶりのパンダ子店長の登場です。
気温はマイナス15度ほどでしょうか。顔色も白くなり具合が悪そうです。
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残念ながらピントが手間のパンダにあっております。
しかしこちらがウトロの流氷でございます。見渡す限り真っ白。海水が見えません。
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こちらは有名な「ゴジラ岩」です。
名前の通りゴジラの形をしているので名が付けられています。確かにゴジラです。
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こちらは堤防からのお写真です。
湾内が流氷でぎっしり詰まっております。
四季折々で楽しめる知床
夏は知床半島の雄大な自然を満喫でき、冬は通行止めなどで行ける範囲が狭くなりますが流氷という一大イベントを見ることができます。
見るところも多い上に、年中食べ物が美味しいのでいつでも行きたくなります。
アクセスが悪い事と冬は寒すぎることが難点ですが、女満別に直行便がある地域なら、朝早く出発すれば昼には流氷を見ることができます。
まだ想像以上に真っ白になっているので見たことがない人はぜひ見に行ってみてください。
ではまた〜!
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