現在コロナウイルスにより、大手企業の人員削減やオリンピック延期案など先の見通しが立たない事が多発しています。
この先どうなってしまうのだろう?という不安を抱える人が多いと思いますが、私もその一人です。
昨年の4月に会社員を辞めて色々な地域へ行き、やったことのない仕事をやりながらブログと動画制作で生活しようと孤軍奮闘しています。
ブログも伸び悩み収入面や生活面も含め、現在思い当たる不安だけでも沢山あります。
しかし、思い返すと昨年の会社を辞めた時は生きて年を越す事がまず第一の目標でした。
スキルがない状態で会社をやめ、家賃を払うのも難しくなるので、当てもなく住み込みのバイト探しからスタートしていました。
現在も不安と戦いながらではあるものの、なんとか生きています。
今回は私なりの未来への不安と上手く付き合う考え方をまとめましたので、同じく悩んでいる人の参考になれば幸いです。
お伝えしたいことは3点で、
⑴不安があることで未来の出来事に対して準備が出来る
⑵不安を感じる暇がないくらい行動をする
⑶そもそも未来への不安はDNAに深く刻まれているので深く悩む必要は無い
です。
では、一つ一つ解説していきます。
1、不安がある事で未来の出来事に対して準備が出来る
未来への不安の起源は「サピエンス全史」に未来に関する懸念という章で解説されています。
狩猟採集民はその日暮らしで食べ物を保存したり所有物を増やしたりする事が難しかったので、未来をそこまで重要視していなかったが農業革命がおき未来の重要性が変わったという文脈の後を引用します。
未来に関する懸念の根本には、季節の流れに沿った生産周期だけではなく、そもそも農耕につきまとう不確実性もあった。ほとんどの村落は、育てていた作物や家畜の種類が非常に限られていたので、旱魃や洪水、悪疫に翻弄されていた。農耕民は、蓄えを残すために、自分が消費する以上のものを生み出さなければならなかった。サイロの穀物や、地下蔵のツボに入ったオリーブ油、食料品棚のチーズ、梁に吊るしたソーセージがなければ、不作の年に飢え死にをしてしまう。そして、不作の年は遅かれ早かれ、必ず訪れた。不作の年が来ないと決めつけて暮らしている農耕民は、長くは生きられなかった。
したがって、農耕が始まったまさにそのときから、未来に対する不安は、人間の心という舞台の常連になった。 引用 サピエンス全史
農業革命が起きた時に、生き残る為に未来へ不安を感じる能力を身につけました。
現在でも不安があることによって未来に対して対策を取る事が出来ます。
ですので、不安を味方につけて、何に対して不安に思っているのか、一つずつ因数分解し対策をしてみましょう。
2、不安を感じる暇がないくらい行動をする
これはメンタル上級者向けですが、不安に思っているうちは行動量が少ないので、不安を感じる暇がないくらい行動をしましょう。
何かに夢中になってる時には不安を感じることはないですよね。
また、吐く程トレーニングをしている時も未来に対して考えている余裕などないです。
今現在に余裕があるから不安を感じる隙を与えてしまいます。
一緒に頑張りましょう!
3、そもそも未来への不安はDNAに深く刻まれているので深く悩む必要は無い
上記しましたが、農業革命からのお付き合いである未来への不安をすぐ無くすのは容易ではありません。
人間が生存する為の機能である仕方ありませんので、ある程度悩んだら不安を無くす事をあきらめましょう。
行動して不安材料を少しずつ減らしても、別の不安がやってきます。
その繰り返しなので、未来に対して考えうる対策をしたあとは、あきらめましょう。(2回目)
まずは不安材料を書き出してみる
まずは、自分が何に対してどのような不安を感じているのか、書き出してみましょう。
書き出した不安を一つ一つ噛み砕き、行動します。
それでも不安が残った場合は、あきらめるという順番ですね。
最初から諦めると随分と後々に大きくなった不安が襲ってくるのでオススメは出来ません。
という事で今回は以上でございます。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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