どうもこんにちは。
きはらたけるでございます。
今回はお城巡りシリーズ第2弾 国宝犬山城を巡る旅でございます。
大垣城の記事はこちら↓↓
犬山城は城下町の街並みも綺麗に残っており、お城に行くまでも楽しめます。
今回は、お城だけではなく、お城の途中の街並みやおすすめ施設も併せてご紹介させていただきます。
道中オススメ施設①どんでん館
どんでんとは、車山を曳く手古(てこ)衆が掛け声もろとも車山の片側を持ち上げて180度回転させることをいい、施設名の「どんでん館」はここから来てます。
どんでん館には実際に曳くかれていた車山を4輌展示してあります。
こちらは外観です。
建物の外観から中にどれほどの大きさの車山が展示されているかがわかりますね。
こちらは車山です。
この提灯付きの車山は夕方に明かりを点けて曳かれるそうです。
映像だけでも迫力がありましたので、ぜひ実際のお祭りでも見てみたいです。
また、どんでん館の2階では映像資料で実際の祭りの様子を放映したり、実際に使われている道具もみることができます。
道中オススメ施設②犬山からくりミュージアム
続いてご紹介させていただくのは「犬山からくりミュージアム」でございます。
なぜ急に「からくり?」となりますが、どんでん館へ行っていただくとすぐ理解できます。
車山の一番上には「からくり」が乗っているんです。
愛知のものづくりの原点とも思える「車山のからくり」の「からくり」のみにフォーカスした施設でございます。
上記の説明分は館内に展示してあります。からくり職人が活躍していた時代背景などが書いてあります。
展示されているからくりを実際に観て、現代よりも情報量が少ない江戸時代でからくりを考えた職人の知恵と熱意に驚愕しました。
こちらは展示のからくりです。
実際に車山の上に乗せて披露されていた「からくり」も展示されています。
この「浦島」というからくりは、どんでん館で上映されていた映像資料にも登場しています。実際に車山の上の乗って活躍していたからくりです。
この「浦島」の見所は、玉手箱を開けた瞬間におじいさんに変身する場面ですが、一瞬でおじいさんに変身するので必見です。
犬山からくりミュージアムで見ることは出来ませんが、どんでん館で上映されていますので、ご覧ください。
道中おすすめ施設③城とまちミュージアム
続いては「城とまちミュージアム」のご紹介です。
犬山からくりミュージアムの隣にある建物で、犬山の歴史や犬山城主の成瀬氏についての資料などが展示されています。
当時の犬山城や城下町を再現したジオラマが1階中央に展示されていて、見応え十分です。
私の一押しアングルはこちら。
城を手前に街並み全体が映り、素晴らしいです(語彙力)
欲を言えば下の町から城を見るアングルも撮りたかったのですが、ガラスの中に手を突っ込むわけにはいきませんからね。控えました。
成瀬氏に関する資料が豊富で、それ以外にも修復前の犬山城の一部や犬山祭りに関する資料もございます。
一階にあるジオラマが綺麗で他の印象が薄れてしまいました。
【国宝】犬山城
今回の目玉である「犬山城」でございます。
織田信長の叔父である織田信康によって1537年(天文6年)に築城されています。
天守は現存する日本最古の様式で国宝に指定されています。
そしてつい最近まで個人の所有だったお城です(平成なら最近ということにしました)
天守の最上階に歴代城主の写真が飾られているのですが、よくある戦国武将の絵が並ぶ中、白黒写真、そしてカラー写真が並んでます。
右から順番に歴代城主が描かれています。
画角的に初代、2代目が写っていないのはご了承ください。
そして、
最後の城主はカラー写真でございます。
そして平成16年に最後の城主の娘である成瀬淳子さんにより「財団法人 犬山城白帝文庫」が設立され犬山市が管理団体として管理・運営することとなったそうです。
城内に展示物はなく、建物の作りをしっかりと見て回ることができます。
犬山城の入り口横には大きな杉の木「大杉」が立っています。
1965年頃に枯れてしまったそうですが、荘厳な雰囲気は健在です。
犬山城と城下町をお得に巡るには?
今回ご紹介をさせていただいた4箇所、「どんでん館」「犬山からくりミュージアム」「城とまちミュージアム」「犬山城」を一緒に見たい!!という人に朗報です。
犬山城下町周遊券というチケットを購入すると、通常4箇所の入場料が合計で950円のところ、760円で見ることができます。
購入は城下町の手前の方に「どんでん館」があるのでそこで購入されるのがオススメです!
詳しくは犬山城の公式HPをご覧ください↓↓
https://inuyama-castle.jp/fees
まとめ
犬山市は岐阜と愛知の県境にあります。
名古屋城、清洲城を見て回るコースでも、岐阜城、大垣城の岐阜から回るコースでも行きやすいので比較的足を伸ばしやすい立地にありますね。
犬山城だけでなく、犬山市の文化にふれ、面影の残る城下町を散策ととてもボリュームのあるお城なので、お城が好きな人でなくとも楽しめると思います。
「麒麟がくる」のゆかりの地が多い岐阜県恵那市とも大きく離れていませんので、ぜひお越しください!
ちなみに城下町にはおしゃれなカフェや飛騨牛を食べられるお店もあります。
誘惑に負けて買ってしまった飛騨牛握り↓↓
600円!!
お値段は張りますがちょうど良い量でとても美味しかったです。
ということで、今回は犬山城のご紹介と犬山の文化に触れる旅でした。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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