やったら爆音で走ってくるバイクって迷惑ですよね。
ブォーーーンブォンブォーーーン、プーン
私はすごーく嫌です。
特に家が交通量の多い通りに面しているので、夜中でも爆音が聞こえる時があります。
蒸し暑い夜にやっと寝付けたころ、爆音のバイクで目が覚めるときもたまにあります。
ただ、ここでお伝えをしなければならないのが、私はマフラーの音が嫌いなわけではないんです。
自分勝手ではありますが、ちょっとスポーティな雰囲気が出る程度であればむしろ好きなんです。
明らかに他人を不快にするほど音を出すから嫌いなのです。
純正のままでもいい音していると思うんですが、どうしてわざわざお金を出してまで他人に迷惑をかけるのかがわかりません。
ですので、「爆音で乗りたい人」と「迷惑だと思っている人」の両者が納得する(可能性のある)解決策を考えてみました。
ここで、解決策というと、「警察がもっと取り締まれ!!」とか「規制を厳しくしろ!!」とかを声だかに言う人も大勢いるかと思います。
しかし、問題の解決とはいいがたく、思考停止状態ですね。
きっとバイクで爆音を出したい人にもその人なりの言い分があるはずです。
それを汲まないと、円満な解決策はあり得ません。
バイクを爆音で走りたい人の心理は?
こちらは、あくまでもバイク乗りの知人に聞いた話と私の推察とネット上の意見を参考にしました。
単純にバイクが好きでかっこいいマフラーをつけたら思いの外大きな音だった
これの他に、「知人からバイクを譲ってもらったら改造されていてうるさかった」などもあります。
こちらは悪意はないけどどうしようも無いケースです。
俺は爆音を出すことによって歩行者や他車に自分の位置を教えているんだ!
こちらは、注意をしても平行線になるケースですね。
バイク側としては「良かれと思って音を鳴らしている」ということで周りは「迷惑!」と喧嘩になってしまいます。
自己満足
趣味の合わない人からしたら迷惑でしかないですが、乗っている本人はいたって幸せ。
バイクに限らず、自己満足で他人に迷惑をかけることは多々ありますので一方的に悪者にもしにくいですね。
細かいですが「俺はこんな爆音のバイクに乗ってるんだぜ!すげえだろ!」という承認欲求を満たす行為も自己満足という括りにしておきます。
ということで、ざっと3通りに分けてみました。
「バイクを爆音で乗りたい人」と「迷惑だと思っている人」が解決できる策を一つずつ考えていきます。
解決策
ケース1 単純にバイクが好きでかっこいいマフラーをつけたら思いの外大きな音だった
こちらは、最初は事故のようなものでしょう。
大きな音を出したいからという意図では無く、気に入ったマフラーが爆音だったので、運転手としては「ごめんなさい」という気持ちが大きくあるそうです。
純正から社外マフラーにしたら基本的には音が大きくなってしまいますからね。
こちらの解決策は、サイレンサーを取り付けるということです。
はい、既製品に頼りました。
もし対応するものが無いなどでしたら、グラスウールなどを使って自作もできるみたいです。
しかし、若干走行性能が低下する恐れがあります。
それでも「音が小さくなる」ということに向けて勇気を持って取り組んでいただきたいところです。
ケース2 俺は爆音を出すことによって歩行者や他車に自分の位置を教えているんだ!
議論は平行線ですね。
そんな中ではありますが、ここはバイクに乗っている人に歩み寄ってきていただきたいと思います。
何故ならば、「あなたのバイクの音で聞き漏らす大切な音もある」からです。
例えばハイブリッド車。
これは「ハイブリッド車が静かすぎて危ない!」という議論に繋がります。確かに静かすぎると危険です。
しかし、一応ハイブリッド車には機械的に走行音を出して歩行者に接近を知らせる機能がついています。
静かすぎるので危険という事を認識した上で敢えて音を出すという工夫をしています。
そんな工夫を汲んでいただきたいのです。
次に緊急車両の接近音。
大げさな!と思われるかもしれませんが、緊急車両のサイレンよりも大きい音のバイクもあります。
しかもそんなバイクに限って音だけ出してなかなか進みません。不思議です。
ブウォンブォーーーーンブォン・・・ブォンブォン・・・ブォンブォーーーンブォーンブォン
と音が鳴るだけでめっちゃ遅いです。
もちろん
プォーーーーーーーン
という大きな音でそれ相応の速度というのもあります。
まだ許容範囲。
という事で、
「俺は爆音を出すことによって歩行者や他車に自分の位置を教えているんだ!」というそこまで求められていない責任感では無く是非、他の音も聞こえるよう配慮していただきたいです。
ケース3 自己満足
こちらは、音と自分に酔っているので、他人の考えは聞いてもらえません。
若い人ならわからなくも無いので多少黙認しますが、もう少し掘り下げてみます。
まず、この節の自己満足には「この音を聞いているのが幸せ」というものと「俺はこんな爆音のバイクに乗ってるんだぜ!すげえだろ!」という見栄の2通に分けます。
①この音を聞いているのが幸せ
幸せならそのまま幸せを噛み締めていただきたいのですが、なにせ他人に多大な迷惑がかかっています。
そこで重要なポイントは「自分がこの音を聞いているのが幸せ」という点です。
「他人にこの音を聞かせているのが幸せ」だったら、私は諦めます。
ドSですね。
そして自分がこの音を聞くだけであれば、「イヤホン」でもいいわけです。
運転中のイヤホン装着は「周囲の音がちゃんと聞こえる状態」なら可能ということで、概ねOKです。
詳しくは地自体に確認が必要です。
とう事で、解決策はマフラーを純正に戻し「自分のマフラーの音を録音して走りながらイヤホンで聞く」です。
もっと突っ込みますと、技術的に可能ならば、マフラーにAUXのジャックとかを作ってイヤホンにつなげると周囲には純正の音が聞こえてイヤホンでは設定した音になるとかが欲しいです。
ギターのエフェクターのようにいくつものマフラーの音が標準で入っていて、ボタンを押すと指定のマフラーの音に変わる(イヤホンで周囲は純正の音のまま)
もしくはBluetooth内蔵で線がなくてもOKでヘッドホン内蔵のヘルメットとか。
アクセルと連動して音が大きくなる機能は必須で!
この見た目的には変わりませんが、音が毎回変わって自分も満足出来て周囲の人も純正の音くらいなら我慢できる。
双方にメリットのある解決策です。
マフラーエフェクター(仮称)としておきましょう。
②俺はこんな爆音のバイクに乗ってるんだぜ!すげえだろ!
この「すげえだろ!」は見栄ですので、①の解決策の「マフラーエフェクター(仮称)」が流行すれば自ずと「すげえだろ!」達は縮小されるかと思います。
なので、まずこの「マフラーエフェクター」が開発され流行るのを待つとします。
最後になりますが・・・
めっちゃうるさいバイク走ってるわー!!
嫌だわーーー!
という気持ちでここまで書いてきましたが、これだけは勘違いしていただきたく無いのですが、私はバイク好きです。
(かくいう私のスーパーカブの音も誰かのご迷惑になっていることもあるかと思います。ごめんなさい。)
迷惑な爆音が嫌いなだけです。
若気の至りなので見逃したいと思う気持ちも多いです。
しかし、全体的な母数は減っていますが、若気の至り世代交代でずっと爆音を聞き続けるのも辛いので、思いつくままに解決策を考えてみました(妄想してみました)。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ご意見、ご感想などございましたら、なんなりとコメントください。
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